「恋の長瀬川」 教育から地域の活性化   東大阪〜八尾〜柏原をまたぐ一級河川「長瀬川」を唄った一曲

恋の長瀬川 まるいよしえ Keiko
恋の長瀬川 歌詞

恋の長瀬川

■ 河内音頭の歴史


河内音頭(かわちおんど)は、大阪府下北〜中河内地域を発祥とする伝統的な古典河内音頭、及びその音頭をアレンジさせた、近代・現代河内音頭をいう。
大阪では河内地域以外でも盛んに盆踊りなどで踊られ、その曲目は全国的に愛聴されている。

<概要>

江戸期から大阪の北河内交野地区、中河内八尾周辺、また南河内でもそれぞれ歌われていた土着の音頭・民謡、浄瑠璃、祭文といった庶民の芸能と仏教の声明が 長い時間をかけて混ざり合い改良されて成立。

明治初期から北河内一円で活躍した『初代歌亀』(生没年不詳 河内国野口村・現在の大阪府門真市出身、本名中脇久七)を名乗る音頭取りが唄いだしたのが 現在の河内音頭の原型だとされ、成立は明治中期と推定されるが、はっきりしたことは諸説があり不明である。

大正中期には平野節の初音家太三郎(初音家初代宗家)が登場し、従来唄われてきた河内音頭を大幅にアレンジし、現在に繋がる節回しやお嚇子が誕生した。
この太三郎の編み出した、新しい河内音頭は寄席の演目として人気を博すようになった。

河内音頭

しかし、昭和に入ってから中期頃まで河内音頭は衰退の時代が続いていたが、1961年にテイチクから発売された鉄砲光三郎の『鉄砲節河内音頭シリーズ』 (編曲 和田香苗)が累計出荷数100万枚を超える大ヒットとなり、注目を浴びるようになり、また全国的にその知名度を広げた。

昭和40年代頃には、太三郎の弟子である初音家賢次(1930−2000初音家二代目宗家中村美律子の師匠)や、 天狗連上がりの三音家浅丸(1938−1981)といった音頭取りが活躍し、「初音節」、「浅丸節」という音頭取りの名を冠した独特のリズム=節の河内音頭が生まれた。
音頭取りとしては『新聞詠み(しんもんよみ)家元』を名乗る河内家菊水丸が有名であるが、バブル末期の1991年頃に「菊水丸のカーキン音頭」 (じやがたらのOTO=村田尚紀のプロデュース)がアルバイト情報誌『fromA』のTVCMに使用されたことにより、再びに河内音頭の知名度をにわかに上げることができた。
現在でもプロ、セミプロ、アマチュアを含めて音頭取りは大阪には多数存在し、○○会という音頭取りの所属するグループが関西圏内に100会派1000人近くいる。
使われる楽暑削ま、三味線、太鼓、エレキギターやキーボードなどバラエティーに富み、演奏時の原則は三味線のリフをエレキギターにき換えて手数を増やして弾くようになった。

また、1978年に河内音頭を評価した評論家朝倉喬司が「全関東河内音頭振興隊」を結成。
河内音頭の魅力を紹介し、音頭取りを招いて東京でたびたびライブを開き、CD等が発売されたことから、「日本におけるソウル・ミュージック」のひとつとして全国区の評価を受けることとなった。
朝倉の活動に錦糸町の町内会有志が共感したことから、1986年から毎年、「錦糸町河内音頭大盆踊り」が現在も継続して開催されている。

<エピソード>

勝新太郎主演の映画「悪名」で、勝新太郎が河内音頭をうなるシーンがある(そのシーンで太鼓を叩いているのは、鉄砲光三郎)。

「3年B粗金八先生(第1シリーズ)」(TBS系)の第9話「数学が好きになる法」で、金八先生が乾に「ああ、河内音頭でもドラえもんのテーマでもお聞きになればいいですよ!」と 吐き捨てるシーンがあるのは、武田鉄矢夫人が出身は他所だが、結婚するまで枚方市在住だったからつい出た台詞らしい。

関ジャニ∞のファーストシングルは、河内音頭とラップをミックスした楽曲『浪花いろは節』である。

06BULLS 稲田営業本部長様とまるいよしえ
06BULLS 稲田営業本部長様とまるいよしえ

<まとめ>

今日、富山県・越中八尾町の「おわら節」、岐阜県・郡上八幡の「郡上踊り」、徳島県・徳島の「阿波踊り」など、わが国を代表する「盆踊り」と対比されて 語られることの多い「河内音頭」は大阪(八尾)を代表する盆踊り音頭であり、「洋楽と浪花節が融合した語り芸」とさえ呼称されている。
その現代の河内音頭のルーツは、河内の北部(現交野市周辺)で歌われていた『交野節』をアレンジした歌亀節が祖形と言われている。
これに昭和20年代から浪曲の節が取り入れられ、全国的に知られるようになった。
 その後、昭和30年代に入ると、ギター等を取り入れた浪曲音頭のレコード化(鉄砲節で有名)や、エレキギターやシンセサイザーも加わり、ビートのきいたリズム音楽の影響もあり、 アップテンポな音頭に変化し、音楽性豊かな語り物芸として成長、活躍の場を広げるようになった。
 最近は、河内音頭の音頭取りがマスコミに登場(菊水丸の新聞詠みなど)、東京都内で大規模な河内音頭の盆踊りが開かれるなど、河内音頭は全国的に大きく広がりを見せている。
踊りも音頭にあわせて変遷し、基本的な踊りに加え大幅にアレンジされた躍動感あふれる踊りが、若者を中心に大勢の人たちに楽しまれている。